EXHIBITION

  • CURRENT EXHIBITION
Th 027

Labyrinth of Passions, 2018, Textiles, 130 x 180 cm

  • ジョエル・アンドリアノメアリソア
  • “THE GEOMETRY OF THE ANGLE AS POINT OF NO RETURN TO DRESS THE PRESENT”
  • 2020.07.18 Sat - 2020.08.23 Sun
    • ジョエル・アンドリアノメアリソアアセット 1

 STANDING PINEでは、7月18日(土)から8月23日(日)まで、ジョエル・アンドリアノメアリソアの日本初となる個展「THE GEOMETRY OF THE ANGLE AS POINT OF NO RETURN TO DRESS THE PRESENT」を開催いたします。アンドリアノメアリソアは1977年にマダガスカルのアンタナナリボに生まれ、現在はパリとアンタナナリボを拠点に活動しています。彼の作品は、ファッションからデザイン、映像、写真、舞台美術、建築、インスタレーション、ヴィジュアル・アーツまで様々な分野での修業を活かし、テキスタイル、紙、鉱物などから時には予想外の素材を用いて作品を制作し、言葉では表現することが困難な人間の抽象的で曖昧な感情や物語を呼び起こします。

現在、国際的に活躍するアフリカ系アーティストの一人として注目を集めており、2019年には第58回ヴェネツィアビエンナーレのマダカスカル・パビリオン代表として選出され、今年3月に開催されたシドニー・ビエンナーレにも参加するなど、様々な国際展や、MAXXI(ローマ)、Hamburger Bahnhof(ベルリン)、スミソ二アン博物館(ワシントン)、ポンピドゥー・センター(パリ)、ダラス・コンテンポラリー(ダラス)など、世界各地の美術館、アートセンター、ギャラリーにおいて作品を発表しています。また、2016年にはArco MadridにおいてAudemars Piguet Prizeを受賞、2019年のアート・バーゼル香港Encounter部門での大規模インスタレーションや、Frieze Londonでの特別企画「Woven」での展示は多くの観客を魅了し、2020年にはロエベ ファンデーションクラフトプライズのファイナリストにも選出されるなど、年々美術関係者からの評価が高まっています。

本展では、「黒」と「白」の強力な双対性をテーマに制作された日本初公開の作品を展示致します。これらの作品は、ジョセフ・アルバースの作品の分析から始まり、アンドリアノメアリソアによって美学的そしてファッションデザインの観点から、再解釈・再構築されています。素材の触覚と視覚は、布の芸術的カテゴリーを分解することにより生み出され、幾何学的な構成組織を再解釈することにより新しい抽象作品がつくりだされます。彼は、事物と形式の関係をより強固にすることで、素材に物理的な存在感を与えます。アンドリアノメアリソアの作品は、誘惑と感受性の対立の中で、精神的そして感情的な経験と歴史的に強力かつ重要な構成主義の暗示を一体化させ、系統的な視覚の探求における素材と形状の然るべき特徴を明示しているのです。


彼は、黒と白について以下のように述べています。

私にとってそれは挑戦だ

全てにおいて

私は見つけださなければならない

多様な色を

黒のさまざまな姿を

それは単なる色ではなく

態度でもある

他のものを

排除することのない

それは普遍的なものを目指す

黒は素晴らしい、そして心をかき乱す

しかしそれは存在する

そしていかなる場所においても意味を成す

J.A


昼は白

しかし夜には

白は合法

黒は感傷的な色になる

白はどこにでもあふれているが

黒なしでは何者でもない

白を何だと言えるのだろうか

黒の存在なくして?

光を手に入れることはできるだろうか

もし暗闇がなかったとしたら?

白いキスを

黒の望みのために

J.A


アンドリアノメアリソアのつくりだす叙情的な世界観が想起させる感情は、ときに不安定な世の中に埋もれて抜け出せずにもがく我々が抱える一種の深い悲しみをも含みます。それは、決して満たされることのない何かの欠落によって引き起こされ、言葉では言い表せない名もなき感情として心に残ります。



Geometry, 2018, textile, 100 x 100 cm


22nd Bienale of Sydney (NIRIN), 2020
“There Might Be No Other Place In The World As Good As Where I’m Going To Take You” 




Venice Biennale, 2019, Madagascar pavillion, I have forgotten the night



※7月23日, 24日は営業 / ※8月10日-18日は夏期休廊

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ご来廊の際には、必ずマスクの着用、咳エチケットにご協力ください。ギャラリーでは感染拡大防止の対策として、スタッフはギャラリー換気、マスク着用をしてお待ちしてます。受付には消毒用のアルコールが設置されております。入店の際に非接触の体温計にて体温測定させていただきますのでご了承ください。

今度のスケジュールに関して変更が生じる場合は、当ホームページやSNS等にてお知らせ致します。

皆様には、ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。
皆様の安全と健康を最優先にして頂き、ご無理のない範囲でご来廊頂けますと幸いです。