EXHIBITION
- PAST EXHIBITION
- インテクスト
- デス・オブ・ファンクションズ
- 2018.09.01 Sat - 2018.09.22 Sat
- レセプションパーティー:9月1日(土) 18:00-
STANDING PINEでは、9月1日よりインテクストによる個展「DEATH OF FUNCTIONS」を開催いたします。
今回の個展では、インテクストがアートバーゼル香港2018で展開したDEATH OF FUNCTIONS(機能の死)の国内公開版となります。
グラフィックデザイナーの見増勇介 、 外山央とプログラマーの真下武久で構成されるインテクストは、文字や映像、音による情報伝達のあり方を捉え直し、言語や文化に関わるより普遍的なメッセージを生み出すことに関心を持つ アーティストです。彼らが普段たずさわるグラフィクデザインやコンピュータプログラミングの仕事では、人やコンピュータに対して適切な情報を伝達することが求められますが、彼らは情報の内容よりむしろ、情報伝達を支える文字や映像、音そのものに注目すべきメッセージや体験があると考えています。インテクストの作品では、本やディスプレイに独自の加工を施すことで、その内容を読み取れなくする一方、かすかに残る内容の痕跡から、そこに潜む言語や文化、コミュニケーションに関わる普遍的なメッセージを浮かび上がらせます。
アートバーゼル香港2018で発表した「DEATH OF FUNCTIONS(機能の死)」では、文字や映像、音の直接的な内容伝達の役割を無効化し、異なる視点から捉え直した作品を通して、メディアが文化やコミュニケーションに与えるより普遍的なメッセージを浮かび上がらせようとしました。本展覧会では、アートバーゼル香港2018で発表された日本未公開作品とともに、新作「MIRROR/COLOR」を加えた作品展示を行います。アートバーゼルでのプレゼンテーションに加え、intextの今後の新しい展開も垣間見ることができます。
新作「MIRROR / COLOR」
鏡の色は何色か。
鏡面に仕上げられた平面には、ドット状のMIRRORとCOLORの文字が重なって切り抜かれており、奥から無数の色を放ち続けている。鏡と色を対置させたこの作品では、「あらゆる対象を反射する鏡の色とは何色か」という疑問に、論理的な回答を提示するのではなく、その疑問自体が持つ不思議な魅力にフォーカスを当てている。本作では、「鏡」や「色」の機能性を超えた、感性に直接訴えるよりプリミティブな側面に迫ります。
dimensional wall (French)/ 2018/ UV Inkjet Printed on Aluminum/ 90.0 × 60.0 × 3.3 Size (cm)
printed motion (image)/ 2015/ Screen Printed on LCD Display/ 47.0 × 29.0 × 4.0 Size (cm)
dimensional wall (book)/ prototype/ 2016/ Book (dictionary)