STANDING PINEでは6月13日(土)から7月4日(土)まで犬飼真弓の個展「日常という存在が我々にもたらす暴力」を開催致します。犬飼は1986年に生まれ、現在は名古屋を拠点に活動しています。犬飼の作品に現れる人物像は常に繊細な線と濃淡で描かれ、その朧げで儚い表情と独特の存在感が特徴的です。本展で展示される作品は、普段何気なく過ごしている「日常」が我々にとってどのような存在であるのか、そして日常の中にある痛みと向き合い、悲しみや苦しみと共に生きていくことは何を意味するのかを考え制作されています。犬飼の作品は、日々我々が過ごす日常の中で生まれた心の奥底でうずく傷とその傷を受け入れることの尊さを訴えかけます。本展は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため営業時間短縮の上、アポイントメント制とさせていただきます。詳細はこちらをご覧ください。https://standingpine.jp/exhibitions/17